信頼できる不動産業者とは
宅地建物取引業の免許
土地建物を購入するときは、信頼できる不動産業者がどうしても必要になります。不動産業者は宅地建物取引業者としての免許が無いと営業できません。購入者の立場にたって、良質な物件を紹介してくれる業者を見つけることが大事です。
不動産業者は、建設大臣または都道府県知事から宅地建物取引業の免許を受けることが必要です。建設大臣免許は、2つ以上の都道府県内に事務所を設置している業者、都道府県知事免許は、ひとつの都道府県内に事務所を設置している業者が取得します。
また不動産業者は、事務所を設置しなければいけないとされ、事務所ごとに取引主任者を置かなければいけません。取引主任者とは、都道府県知事が行う試験に合格し、宅地や建物の取引に関する専門的な知識をもっている人を指します。
不動産業者の信用度
不動産業者の信用度のポイントを以下に示します。
□ 宅地建物取引業者の免許を取得しているか
□ 営業年数は何年か(免許の登録番号確認)
□ 事務所を設置しているか
□ 事務所ごとに専任の取引主任者を置いているか
□ 業者団体に加入しているか
□ 業者名簿の内容はどうか
業者は自主規制のため、様々な業者団体を結成しています。業者は所属団体名を広告に表示していますが、どこの団体にも所属しない完全なアウトサイダーの業者はやめたほうがいいと思われます。
業者の組織内容や営業実績は、業者名簿で調べることができます。この名簿は、建設大臣免許の場合は建設省計画局不動産課に、知事免許の場合は各都道府県の住宅課に保管されており、自由に閲覧可能です。