建物の調査
建物のチェック
建物も家族全員で現地を訪れ、建物の建っている環境、外観の状態、内部の間取り、設備の状況などをチェックしましょう。
○建物の建っている環境
・ 建物と環境との適合状況
・ 近隣建物との比較
・ 住宅地域、商業地域、工業地域など
・ 悪臭、騒音などの公害の有無
・ 採光、通風、日照などの状況
○建物の外観と内部の観察
・ 用途、面積、高さ
・ 老朽化の度合い、損傷の有無
・ 施工の良し悪し
・ 設計、デザイン
・ 間取りと設備の配置、収納スペース
・ 使用資材の質はどうか
○構成部分のチェック
基礎・土台――――腐食の有無、シロアリ被害の有無
屋根――――損傷の有無、雨漏りの有無
外壁――――ひび割れ、その他の損傷の有無
内壁――――シミやカビの有無
柱――――部屋の4隅にあるかどうか
天井――――損傷の有無、シミ、雨漏り跡の有無
建具――――戸、障子、襖、窓などの立て付けはどうか
床――――軋み、たわみなどの有無
○マンションのチェック
水まわり――――器具やパイプの損傷の有無
ピアノ・ペット――――禁止なのかどうか
駐車場・自転車置き場――――有無と使用の可否、駐車料金
結露――――カビやシミがないかどうか
騒音――――上下階、左右両隣を調べる
部屋の実効面積――――仕切り壁の中心で計算する壁芯計算、壁の内側で計算する内法計算がある。広告では壁芯計算で表示されている場合が多く、その場合、実際の面積は表示より狭くなる